【埋没法で左右差が気になる目を修正】眼瞼下垂について徹底解説

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埋没法で左右差が気になる目を修正したい方へ眼瞼下垂について徹底解説します!

片目だけ開きが悪く左右差が生じている状態を眼瞼下垂といいます。軽度の眼瞼下垂・左右差は埋没法で修正可能ですが、重度の場合は切開法が選択されます。

眼瞼下垂を埋没法で修正したいとお考えの方に向けて、以下の情報を順に解説しますので、ぜひ参考になさってください。

  • 眼瞼下垂とは
  • 眼瞼下垂を放置するとどうなる?
  • 埋没法による眼瞼下垂治療
  • 埋没法以外の眼瞼下垂治療

眼瞼下垂とは

眼瞼下垂とは

眼瞼下垂とは、目の開きが悪くなった状態のことをいいます。まぶたがしっかりと開かず、眉毛を上げなければまぶたが開かない状態です。片目の眼瞼下垂は、神経や筋肉の働きに左右差が生じて起こることが多いのです。たとえば、顔面神経の損傷や筋肉の緊張低下など、何らかの原因で片目の開く力が弱まると、その側の目だけが下がってしまうのです。この左右差が目立つことで、視界の狭さや物が見えづらくなるなどの機能障害につながる可能性があります。物の認識が難しくなると、眼精疲労も強くなったりする可能性があります。また、左右の目の開き具合の差が目立つことで外見の不調和も生じます。片側の眼瞼下垂を放置すると、視機能の低下と外見の悪化の両面で問題が生じるため、早期の治療が重要です。眼瞼下垂の原因は、主に3つです。

まぶたを開ける筋肉自体に異常があるタイプ(先天性眼瞼下垂)

まぶたを開ける筋肉そのものに問題がある状態を指します。つまり、まぶたを開く筋肉の発達が不十分だったり、筋肉の機能が低下しているために、自然にまぶたが開きにくくなっている状態です。この場合、神経の損傷や筋肉の緊張低下などの要因ではなく、生まれつきの筋肉の問題によって片側の眼瞼下垂が生じます。先天性の眼瞼下垂は、幼少期から症状が見られることが多く、加齢とともに症状が悪化していく傾向にあります。

筋肉の力を伝達する部分に問題があるタイプ(腱膜性眼瞼下垂)

腱膜性眼瞼下垂は、まぶたを開く筋肉自体には問題がないものの、その筋肉の力が上まぶたに正しく伝わらない状態を指します。筋肉と上まぶたを接続する腱膜(腱と筋膜)に何らかの異常が生じ、筋肉の力が十分に伝わらなくなるため、自然にまぶたが下がってしまうのです。加齢に伴う変化や外傷、手術の影響などが原因として考えられます。この場合、筋肉自体には問題がないため、手術によって腱膜の状態を改善することで、まぶたを開く筋肉の力を正しくまぶたに伝えることができます。施術では、まぶたを開く筋肉と上まぶたを適切に接続するための調整を行います。この施術により、筋肉の力が正しく伝達されるようになり、自然な目の開きが得られるようになります。

余剰な皮膚によってまぶたが垂れ下がるタイプ(偽性眼瞼下垂)

加齢に伴う皮膚の弛緩や、まぶたの脂肪の蓄積などが原因で発症します。皮膚の弛緩により余剰な皮膚が生じ、重力によってまぶたが下がってしまう状態です。この場合、まぶたを開く筋肉自体や、その筋肉を伝達する腱膜に問題はありません。そのため、手術によって余剰な皮膚を取り除くことで、自然な目の開きを取り戻すことができます。偽性眼瞼下垂は比較的症状の改善が期待できる眼瞼下垂の一種です。偽性眼瞼下垂では、手術によって余剰な皮膚を取り除くことで、自然な目の開きを取り戻すことができます。まぶたの皮膚と筋肉の位置関係を調整し、適切な目の開き具合を実現します。手術後は、まぶたの形状が改善され、左右の目の開き具合の差が目立たなくなります。また、視野の狭さや眼球の乾燥といった症状も改善されるため、機能的にも改善が期待できます。

眼瞼下垂を放置するとどうなる?

眼瞼下垂を放置

眼瞼下垂を放置すると、以下のような問題が生じます。

目の開き具合の左右差が目立つ

左右で目の開き具合に違いがあると、非常に目立ちます。顔の左右非対称が強調されるため、審美的に好ましくありません。このような左右の目の開き具合の差は、外見上のアンバランスを生み出し、周囲からの注目を集めてしまう可能性があります。外見に敏感な方は、この左右差が強調されると自信を失ったり、コンプレックスを持つ原因にもなりかねません。また、片目だけ下がっていることで、顔全体のバランスが崩れ、老けて見えるなどの影響も考えられます。このように、外見面での悪影響は看過できないため、早期に適切な治療を受けることが重要です。

視野が狭くなる

眼瞼下垂側の視野が狭くなり、見え方にも左右差が生じます。両目で見る視野の範囲も狭くなり、生活に支障が出る可能性があります。片側の視野が狭くなることで、日常生活での危険回避や移動の際に支障をきたす可能性があります。たとえば、道路を渡る際に左右の確認が十分にできなかったり、階段の昇降時に段差が見逃されるなど、事故につながるリスクが高まります。また、運転中の死角が大きくなり、安全運転に支障をきたす可能性もあります。このように、視野の狭さが生活の質を大きく低下させてしまうため、早期の治療が不可欠です。

眼球が乾きやすくなる

眼瞼下垂により眼球が露出しやすくなり、目の乾燥が進行しやすくなります。慢性的な目の痛みや違和感の原因にもなりかねません。特に、乾燥が進行すると角膜炎や結膜炎などの眼疾患を引き起こしやすくなります。慢性的な目の痛みや異物感、目のかゆみなどの症状に悩まされるおそれがあります。これらの症状は日常生活に支障をきたし、眼球の健康も損なわれる可能性があるため、適切な治療が求められます。片眼のみの眼瞼下垂であっても、早期に対策を講じることが大切です。

埋没法による眼瞼下垂治療

埋没法は、目の上の皮膚にわずかな切開を入れ、医療用の特殊な糸を通すことで二重を形成する方法です。メスを使わずに施術できるのが大きな特徴です。適した症例は、軽度の下垂、左右差がある場合などです。

埋没法による眼瞼下垂治療のメリット

  • 切開が小さく傷跡が目立たない
  • ダウンタイムが短い
  • 比較的リスクが低い

埋没法による眼瞼下垂治療のデメリット

  • 二重の調整が難しい
  • 二重の幅に限界がある
  • 時間とともに緩む可能性がある

埋没法以外の眼瞼下垂治療

重度の眼瞼下垂の場合は、切開法が選択されます。切開法では、まぶたの皮膚を切開し、挙筋腱膜を短縮して瞼板に固定します。主な切開法の種類は以下のとおりです。

挙筋腱膜前転法

挙筋腱膜前転法は、まぶたの皮膚を切開し、眼瞼挙筋の腱膜を露出させた後、それを瞼板に固定することで、まぶたの開きを改善する手術です。重度の眼瞼下垂に適しており、効果が持続しやすいのが特徴です。しかし、手術後の腫れが強く、完全に落ち着くまでに2~3カ月を要するため、術後のケアが重要です。

挙筋短縮法

挙筋短縮法は、挙筋腱膜の一部を切除することで、まぶたの開きを改善する手術です。この手術は比較的侵襲が少なく、眼瞼の形態や位置をより自然な状態に近づけることができるため、軽度から中等度の眼瞼下垂に適しています。手術時間も短く、回復も早いのが特徴です。ただし、永続的な効果を得るには難しい面もあり、時間とともに効果が減弱する可能性があります。

前頭筋吊り上げ術

前頭筋吊り上げ術は、眉毛の上部の前頭筋を利用して、まぶたの開きを改善する手術です。前頭筋を引き上げることで、自然な開眼位を得ることができます。重度の眼瞼下垂に適しており、効果が持続しやすいのが特徴です。ただし、前頭部に切開を加えるため、手術痕が目立つ可能性があります。

切開法は軽度から重度の眼瞼下垂に対応でき、効果が持続しやすいというメリットがあります。一方で、手術後2~3週間は腫れが強く、完全に落ち着くまでに2~3カ月を要します。手術以外の対処法としてはメガネの度数を調整したり、まぶたにテープを貼ったりする方法がありますが、根本的な改善は見込めませんので、症状の程度に応じて手術による治療が検討されることが多くなります。

埋没法で左右差が生じる原因

埋没法は、手術後に左右の目の二重幅や形に差が生じてしまうことがあります。なぜ左右差が生じてしまうのかを解説します。

埋没法で左右差が生じる原因1:術後のダウンタイム

手術直後は腫れやむくみがあり、左右差が目立ちやすい状態です。時間が経つにつれて腫れが引いていき、左右差が落ち着くケースも少なくありません。

埋没法で左右差が生じる原因2:目の元の状態

もともと左右の目の形が異なる場合、手術後の左右差も出やすくなります。また、眼瞼下垂がある場合、手術後も左右差が目立ちやすくなる可能性があります。

埋没法で左右差が生じる原因3:医師の技術

医師の技術力不足が原因となるケースも考えられます。埋没法は、医師の技術力によって仕上がりが大きく左右されます。

埋没法で左右差を修正した後、元に戻ってしまうことも…

埋没法で左右差を修正した後、元に戻ってしまう可能性があります。

主な原因は、以下のようなことが考えられます。

  • まぶたに脂肪が多くて厚い人
  • 二重の幅を広くした人
  • 目をよくこする人 など

元に戻る場合、緩んだ糸や厚い脂肪によって糸が緩むことが考えられます。

戻り方は、幅が狭くなっていき、二重のラインが浅くなることが多いです。突然戻ってしまう場合は、糸の切れや緩い結び方、外部の衝撃などが原因となっている可能性があります。

埋没法を繰り返すのは負担が大きいため、戻りやすいタイプの場合は他の方法を検討することも重要です。厚いまぶたや幅広い二重を望む人は特に注意が必要です。

眼瞼下垂治療に関するご相談はアーティスクリニックへ

アーティスクリニックでは、目のお悩みを抱えている方にLS法を提案しています。無料カウンセリングを実施しておりますので、まずはフォームからご相談ください。順にお電話にてご連絡します。まずは、ご要望をしっかりとお聞かせください。無理なことや難しいことはきちんとご説明し、納得していただくことを大切にしています。

初診から施術・アフターフォローまで、院長が一貫して担当します。ぜひご相談ください。

埋没法の左右差修正はアーティスクリニックにお任せ!

クリニック名 アーティスクリニック西宮
診療科目 美容外科
住所 〒662-0912 兵庫県西宮市松原町4-1 西宮ステーションビル6F
TEL 0798-22-9012
URL https://artis-clinic.com/

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